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病院長所感を掲載しました

2017年6月27日

病院長所感

 新年度に入り当病院の各部署にも新しい顔ぶれが見られるようになりました。2014年に新病院が開院し山陽小野田市民病院も大きく変容しましたがその後も絶えず変化を続けています。少子高齢化や地方人口減少を始めとする地域環境、医療環境の変化は驚くべきスピードで進んでいます。言うまでもなく我が山陽小野田市にもこの変化は顕著にみられますがこの変化に迅速に対応し、患者の皆様によりよい医療を提供すべく当病院ができる精一杯の努力をしなければならないと考えています。特に産婦人科医師はこの7月に3名から4名に増員し山陽小野田市の少子化対策の一助となればと考えております。当病院には診療部、看護部、医療技術部、事務部など互いに連携しての実際に医療を提供する縦割り的組織の他に医療安全委員会、感染症委員会などの医療や病院環境の改善を側面からサポートする横割り的組織があります。もちろんこのような組織はどの病院にもありますが、当初危惧していた開院に伴う患者数の増加、職員への負担の増大による医療事故、感染症などのリスクの増加はこれらの委員会の活発な活動を通じて著しく低く保たれています。
 当病院は新病院設計、施工の段階から高い耐震基準など災害時の対応を見据えて建設されています。例えば地震に伴う津波に備えて電気設備は最上階の9階に給水設備は2階に配置しています。これらハード面での優位性を活かして災害拠点病院の申請を進めています。やや遅きに失した感もありますがこの6月には地震訓練も行いました。日本国中地震が多発している現在、被災した地域住民を救うということは当病院に課せられた重要な任務のひとつと考えております。

病院長 山本 智久   

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